わらじ何足/仕事好きアラサー妊婦の備忘録

男性に負けじとバリバリ仕事をやっていたアラサーのおなかに、突如やってきた我が子。戸惑いながらの初マタニティライフからどうでもいいことまで。

女の子を育てるということ

女の子確定したことを周囲に話すと、大体「よかったね~育てやすいよ!」といわれます。でも私からすると、幼少期はさておき、小学校高学年~社会人になるまでは、女の子のほうが難しいんじゃないかなと思っています。
まだ出産すらしていない私ですが、育ての先輩方、もしお読みであれば体験談等いただけるとうれしいです。


コミュニティの難しさ
女の子のほうが、いじめや仲間はずれが陰湿な気がするのは気のせいでしょうか。早熟でコミュニティを作りやすい女子だからこそ、服や化粧などのセンスで優劣がつけられたり、LINEグループやSNSでの悪口があったり・・・ヒエラルキーもはっきりしていて、そういうのが苦手だった私としては想像するだけでいやーーな気持ちになってしまいます。。また、私たちが子供のころと比べると親が知るすべも限られているので、対応にも苦慮しそうだなと。

性的な危険
世の中にはいろいろな人がいますので一概には言えないかもしれませんが、性的な事件の餌食になる可能性は女の子の方が高いと思います。またもちろん幼少期だけではなく、年頃になれば異性とのお付き合いなどが出てくるなかで、何かあったときに心身共に傷つきやすいのも女性な気がします。

度合いの難しさ
男の子であれば父親からガツンと叱って効果があることも多いでしょう、ただ女の子は成長に応じた距離感が男の子より難しい気がします。←これはあくまで感覚ですが。。近すぎてもだめ、遠すぎてもだめ、自分と同じと考えてもだめ、、、私には弟が2人いるのですが、彼らを見ていると喜怒哀楽は激しいものの感情表現がシンプルでわかりやすいなと。もちろん個性次第ですし、男の子でもいろいろな子がいるのはわかっているんですけどね。


などなど。男の子には男の子の難しさがあるのは百も承知で、つらつらと書いてみました。(実際に私の母は女姉妹で育ったので、弟を育てるときに結構苦労したとか。)結局どちらであっても、親はずっと格闘し心配し続けるものなのかもしれませんね。


それと、こういう子に育ってほしい・・・なんていうのは親のエゴだと思っていましたが、やっぱりいろいろと考えてしまうものだということにも最近気づきました。
努力ができる子になってほしいけど抱え込みすぎない余裕も持ち合わせてほしい、素直がいいけどときに狡猾さも必要、正義感の強い子に育ってほしいけど空気も読めてほしい、優しさも必要だけど自己主張もしてほしい、、、

もちろん自分がすべて持ち合わせているわけではないし、そんな先のことばっかり考えても仕方ないのはわかってるのですが、、つい。

 

でも1つだけ、自分なりの決意があります。

最低限、早い段階から視野を広げてあげたい。
例えば小学校が自分の世界のすべてだと思ってしまうと、そこでいじめや問題があったときに絶望してしまう。そこの狭い範囲のヒエラルキーや価値観に迎合してしまう。自分の可能性も信じられなくなってしまうと思うんです。
小中学生の自殺について、なぜこんなことで・・・と思う方も大勢いらっしゃるでしょう。実際私もそうでした。ただ、彼ら彼女らにとってはその小中学校が世界のすべてで、そこでの絶望=死だった。もし小中学校とは別の世界を知っていたら、別のコミュニティがあったら、、、その子は不登校にこそなったとしても死を選ぶようなことはしなかったかも知れません。

だからこそ世界は広くて希望や可能性に満ちているということを最低限教えてあげたい。それが私が考える親なりの努めかなーなんて、今は思っています。(若輩者の決意)