わらじ何足/仕事好きアラサー妊婦の備忘録

男性に負けじとバリバリ仕事をやっていたアラサーのおなかに、突如やってきた我が子。戸惑いながらの初マタニティライフからどうでもいいことまで。

マタニティマークについて

つけるつけない、譲られた譲ってくれないなどなど様々な議論の的となるマタニティマークTwitterを見ていると「幸せ自慢?」「アピールうざい」など心ない書き込みもたくさんありますよね。まあその自由さがTwitterの良いところでもあるので、香ばしいなーと思って見ていますが。
#「あの絵柄(ハートに女性に赤ちゃん)がムカつく」という意見もあり、ある意味関心させられてしまいました。。笑

今回はそのマタニティマークについて、ここ数週間で私が考えたことを書いてみたいと思います。

 

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まず私はつける派。もともとは優先席に座れたときの免罪符のために持ち歩いていましたが、今は普通につけています。
そしてつけるようになってからは、席を譲っていただけたら必ず座らせてもらい、そのかわり丁寧に丁寧に気持ちをこめてお礼を言うようにしています。よく譲ってもらっても固辞する妊婦さんやお年寄りがいると思いますが、申し出てくださった方も勇気を出してくれたのだと思うので、そこはありがたく甘えたほうが良いのでは?というのが私の持論。そこで「譲ってよかった」と思っていただいたり、周囲の方々にその「譲る」という行為のありがたさを伝えることこそが、将来の妊婦さんやお年寄りのためにもなるのかなと(超エゴかもしれませんが)勝手に思っています。

 

Twitterを見ているなかで「アピールに見えてしまいそうなので、あえてつけない」という意見が多々ありました。これ、良くわからないのですが・・・私は子供を身ごもっているから偉いとも思わないし、何のアピールになってしまうことを危惧しているのでしょうか?もし「幸せアピールに見えるかもしれないことを危惧している」のならば、そう考えてしまうことこそが自意識過剰なのでは?(言いすぎ?)おなかに赤ちゃんがいるというのはただの事実であって、それに伴う不測の事態がありえるからつけているわけです。それが第一目的ということを履き違えてはいけないと思う。

もし「譲ってほしいアピールに見えてしまうことを危惧している」のであれば、個人的には場所によって使い分ければいいような気がします。そりゃあ優先席であれば(そしてそこに座っているのが普通の方であれば)正直譲ってほしいと思うこともありますが、私の場合、やむを得ず普通席の前に立つことになってしまった場合は、マタニティマークを見えないようにしています。

#私も妊娠前、あからさまにおなかが大きい妊婦さんには優先席でなくても席を譲っていましたが、自身がものすごく疲れているときは見て見ぬふりをしてしまったことがあります。だからサラリーマンやOLが急に寝たふりをするのは良くわかるし、それをどかしてまで座りたいとは思えない。

それでも何かあったときにつけていなくて大変なことになるよりマシかなと。

 

結局ケースバイケースですね。でもそこを賢く乗り切って、自分(と子供)をうまく守ることが妊婦に求められているのでは。謙虚な気持ちと譲ってほしいという意思表示をすることは、必ずしも相反するものではないと思います。


なお、偏見かもしれませんが私の統計上、優先席に座っているにもかかわらず一番動かないのは50代男性。(譲ってくれている方、すみません!)マタニティマークを知らないのかなーとも思ってみたけど、相手がお年寄りでも譲らないのでさすがに閉口です。。特に朝の優先席におじさま3人どかっと座ってスマホゲームやっているのをたびたび見るのですが、そのときはあえて目の前に立ってアピールしたくなることもあります・・・(笑)
一方で10代~40代の男女は、私が隠したマタニティマークを目ざとく発見して、普通席でも予想以上に譲ってくれることが多くて感動します。世の中捨てたもんじゃないなと思うことがたくさんありました。(今まで譲ってくれた方、ご自身もお疲れのところ本当にありがとうございました。)


マタニティマークだけではなく、逆の立場に立ってみてわかることって本当にたくさんありますね。これからの子育てにもこういった経験を活かしていきたいものです。(自戒もこめて)